2016年8月2日火曜日

拡散ブラシ、バージョン0.11。

拡散ブラシを更新しました。変更点は、"rnd_angle"の削除と、"color"の使用色を切り替えられるようにしたことです。

"rnd_angle"は、小さな円の角度をランダムに変化させるパラメータです。ただし、あまり使用頻度がないのと、"color"の使用色を切り替える、"use_bg"のパラメータを追加するために削除しました。しかし、全くないのも味気ないので、"angle"のパラメータを100(%)に合わせたときに変化が現れるようにしました。

また、"use_bg"のパラメータですが、"color"の使用色を前景、もしくは背景の色に切り替えるものです。チェックしなければ前景色、チェックすれば背景色になります。ブラシごとに設定ができるほうがいいかなと思って、追加しました。背景色で消しゴム的な使い方をしたいときもあったので・・・。個人的には、ブラシスクリプト内で透明色が使えたらいいなあと思うんですが、優先度的に低いかもしれないですね。

最後に、ダウンロードは以下のリンクです。

diffusion_v011.zip

2016年7月22日金曜日

音符ブラシ、バージョン0.1。

音符ブラシを新しく追加しました。通常の丸い音符と、四角い音符の2種類です。休符はなく、よく見かけそうな音符の6種類をランダムに描画します。

パラメータは、2種類ともに同じです。もし、音符の雰囲気が変えたいときは、棒の太さと高さを調整してみてください。以下は、パラメータのリストです。

  • "interval" >> 描画間隔を決める。範囲は、1~100(%)。
  • "line" >> 音符の棒の太さを決める。範囲は、1~25(%)。
  • "line_height" >> 音符の棒の高さを決める。
  • "rnd_pos" >> 描画位置をランダムに。
  • "rnd_size" >> 音符の大きさをランダムに。
  • "movedir" >> 音符の角度を進行方向に合わせるかどうかを決める。
  • "angle" >> 音符を角度を決める。
  • "rnd_angle" >> 音符の角度をランダムに。
  • "rnd_alpha" >> 音符の透明度をランダムに。
  • "press_alpha" >> 音符の透明度に筆圧を反映。補正ガンマ値は、0~4の範囲。 一般的な筆圧の反映ならば、25(%)あたりに。

そして、適当なサンプル画像です。イラストの背景が埋まらないときなど、ちょっとした飾りに使用するといいかもしれません。


最後に、ダウンロードは以下のリンクです。

note_v01.zip

2016年5月21日土曜日

paintbrush.bsの更新、バージョン0.71になりました。

ペイントブラシを更新しました。今回は、エッジブラシの修正です。ぼかしたときの描画が、ブラシ円に収まるようにしました。見た目は、あまり大きく変わらないようにしてあります。

そして、ノイズありのバージョンも追加しました。アナログ感を強調したいときに試してみるといいかもしれません。パラメータを弄るのが前提ですが、ノーマルより滲んだ感じが出るとは思います。

最後に、ダウンロードは以下のリンクからです。

paintbrush_v071.zip

2016年4月30日土曜日

スピードペンの更新、バージョン0.43になりました。

スペードペンを更新しました。ファイアアルパカとメディバンペイント向けのスクリプトの修正です。筆圧補正の式を変更して、最小幅の反映が自然になるように改善しました。

ダウンロードは、以下の通りです。

speedpen_v043.zip

paintbrush.bsがバージョン0.7になりました。

これも前回の更新が去年で、久々です。今回の更新は、細幅での描画を軽量化と、新しいブラシの追加です。

細幅での描画を軽量化した点ですが、描画回数を減らして調整しました。特に、ブリストルブラシは何気に重かったようです。効果自体は微々たるものかもしれませんが、やらないよりマシでしょう。

そして、新しいブラシの追加は、ブリストルブラシとエッジありのブラシです。ブリストルブラシは、毛先が少し細かい感じのものを追加しました。以下の通りです。


また、エッジありのブラシは、アナログの水彩をイメージしたものです。最近の実装で、インスパイアされました。エッジ部分のパラメータは、以下の通りです。

  • "edge-width" >> エッジの幅。100(%)に近づくほど、幅は太くなる。
  • "edge-blur" >> エッジをぼかす。100(%)に近づくほど、エッジが目立たなくなり、ソフトに。
  • "edge-blot" >> エッジをにじませたような効果を出す。100(%)に近づくほど、エッジを点々と描画。
  • "edge-colordiff" >> エッジの色を暗くするかどうかのフラグ。暗い色がなじみやすく。

サンプルは遠く及ばないものですが、気分だけ味わうくらいはできるかもしれません。使いやすいぼかしツールがあると違うでしょう。




最後に、ダウンロードは以下のリンクからですが、言語別にファイルは用意していません。パラメータを適当な英単語に置き換えたので、区別する必要もないかと。別々に用意するのは面倒くさくて、断念しました。

多少、仕様変更もあるので、詳細はテキストファイルを読んで頂ければと思います。

paintbrush_v07.zip

2016年4月13日水曜日

スピードペンの更新、バージョン0.42になりました。

久々にスピードペンを更新しました。といっても、パラメータの初期値を微妙に調整しただけで、中身は大して変わりません。ただし、使い勝手の良さを求めて、bs_setmode()を適用したので、描画結果に違いが出るかもしれません。

また、ファイアアルパカと、メディバンペイント向けにスクリプトを追加しました。筆圧値(ブラシの幅)を調整できるようにしました。その代わり、進行方向に合わせて回転させるパラメータが消滅したので、機能の有無で2つに分けています。speedpen_dirfixed.bsが回転なしになるので、通常は同名のspeedpen.bsを利用すればいいでしょう。とにかく、混同しそうですが、ファイアアルパカと、メディバンペイント向けのスクリプトは、forAlpacaというフォルダに入れてあります。

最後に、ダウンロードは以下の通りです。

speedpen_v042.zip

2016年2月28日日曜日

カスタム筆圧ブラシ、バージョン0.1。

ダウンロード: customPressure_v01.zip

筆圧のカスタマイズを目的に、カスタム筆圧ブラシを作成しました。筆圧のカスタマイズといっても、簡易的な設定となっています。設定した筆圧は、ブラシ幅と透明度に反映されます。まあ、筆圧の値で少し遊べればいいかなという代物です。

そして、以下は各パラメータで設定したときのイメージです。


各パラメータをリストにまとめると、次の通りになります。

  • interval >> 描画の間隔を調整。
  • size-pMin >> ブラシ幅に反映させる筆圧の最小値を決定。ブラシコントロール上にある最小幅バーでは変更不可。
  • size-p >> ブラシ幅に反映させる筆圧を調整。
  • size-rpMin >> ブラシ幅に反映、反転させる筆圧の最小値を決定。
  • size-rp >> ブラシ幅に反映、反転させる筆圧を調整。
  • alpha-pMin >> 透明度に反映させる筆圧の最小値を決定。
  • alpha-p >> 透明度に反映させる筆圧を調整。
  • alpha-rpMin >> 透明度に反映、反転させる筆圧の最小値を決定。
  • alpha-rp >> 透明度に反映、反転させる筆圧の調整。
  • random >> 筆圧をランダムに変化。筆圧が全く透明度に反映されていないときは、ブラシ幅のみ。

最後に、ダウンロードするファイルはzipで圧縮、リンクは上のほうにあります。

2016年1月4日月曜日

拡散ブラシ、バージョン0.1。

あけましておめでとうございます。時が過ぎるのを噛みしめて終わる年末、気持ちを真っ新にして事始めがしたいと思う年始。この時期は対照的で、変な気分です。ひとまず、これが新年明けてからの投稿となります。

さて、投稿内容は新しく追加した「拡散ブラシ」のことです。拡散ブラシは、レイヤーの色を小さな円で拡散させて、ディザをかけたような効果を出します。色をぼかす「diffusion.bs」と、色をこする「rubbing.bs」の2種類があります。

2種類とも、レイヤーに色がない場所では描画しないので、色がある場所でブラシを走らせます。一応、フルカラーからモノクロまで使えると思います。下の参考画像がやっつけで申し訳ないですが、こんなブラシですよってことで。


パラメータについては、以下のリストの通りです。

  • diffusion >> 拡散する距離
    (rubbing >> こする距離)
  • size >> 小さな円の幅
  • rnd_size >> 小さな円の幅をランダムに
  • flat >> 小さな円の扁平率
  • angle >> 小さな円の角度
  • rnd_angle >> 小さな円の角度をランダムに
  • color >> 前景色で色づく
  • rnd_color >> ランダムな色で色づく
  • rnd_alpha >> 小さな円の透明度をランダムに
  • press_alpha >> 筆圧に応じて透明度を変更

特に「color」と「rnd_color」は、いまいち自分でもわかりづらい気がするパラメータです。というわけで、簡易的にまとめたものが下の画像です。


透明度と周囲の輝度の差で色づく度合いが変わります。要するに、縁取りするイメージでしょうか。不透明なときは、輝度の差が影響して、白黒はっきりに近いほど縁取りされた感じになりますし、透明なときは、透明度が高いほど前景色で色づけされ、不透明度ゼロとの境目で縁取りされた感じになります。実際には、両者の組み合わせで色づく結果が変わってくると思います。

ちなみに、この2つのパラメータを使用例を挙げるとすれば、モノクロレイヤーで砂目のグラデーションを部分的に作成するときでしょうか。白で削ったり、黒で加筆したり、これらを調整しながらの作業です。しかし、もっと良い方法があるに違いないので、本当に一例です。

最後にダウンロードは、以下のリンクです。

diffusion_v01.zip